「SIM」という言葉をご存知でしょうか? SIMとは携帯電話に差して使う小さなICカードのことです。電話番号はこのSIMに割り当てられているため、携帯電話を契約する際は通信業者からこのSIMを貰うことによって初めて使用が可能となります。第三世代以降の携帯端末ではUSIM(ユニバーサルSIM)という規格になっていますが、形状などはSIMと変わりはありません。電話帳などやあらかじめキャリアがプリセットしたプログラムなどが記録されているため、これを端末間で移動することで機種交換が可能となっています。日本国内で各キャリアが回線契約と共に販売している携帯端末は、SIMロックといって自社のUSIMカードしか使えないように設定されています。これはもちろんスマートフォンも同様です。日本国内のキャリアは販売奨励金や割賦方式よって携帯端末の代金を本来の価格よりも安く設定して販売しているため、利用期間の短い端末が横流しされて赤字なることを防ぐためにロックがされているのです。スマートフォンなどは特に端末代が高額なため、この必要があると考えられています。ですが現在、このSIMロックは解除される方向で世の中が進んでいます。総務省が主導してドコモでは今年の4月からロックの解除が始まりました。いずれソフトバンクやauでもロック解除が行われれば、ドコモのUSIMカードで他社のスマートフォンを使用できる日が来るのかもしれません。